あるうさチャン物語。 EP.2 「あるうさチャンは引退を考えた」

継続していた何かが終わるとき、大きく3つのパターンが存在する。

 

  • 予め決めていた期日やゴールに到達して卒業
  • 「これで終わりにしよう」と決意して引退
  • 自然消滅的に終了

 

人との関わり合いの中でプレイするMMOの世界では“自然消滅的に終了”してしまうのが一番悲しいように思う。

一緒に遊んでいた仲間がなんの音沙汰もなく いなくなってしまう。

現実世界でいうところの”失踪”や”離別”に似ている。

 

これは あるうさチャン ことAruto Usavichが、オンラインゲーム「FF14」の世界で愛や友情、そして希望を追い求める壮大なる物語。

・・・になるかもしれないし、ならないかもしれない冒険の記録である。

 

はじめてのフィールド戦闘に敗北し、ひとり寂しくホームポイントへ帰還した あるうさチャン。

のんびりマイペースに再び冒険の歩みを進めるのであった。

 

フィールドには無数の敵がいるが、前回と同じミスはしない。

 

なぜなら“カニ歩き”の原因に気付いてしまったから…!

 

どうやら、はじめての戦闘に必死すぎて無意識にターゲットをロックオンしていたようだ。

いろいろいじっている中で、アナログスティックの押し込みによってロックオンのON/ OFFが出来ることに気付いた!

 

これは革命的!!!!!(基本中の基本)

 

さらに!

幻術士の回復スキル「ケアル」が使えるようになっていたことにも気付いた!

これで一方的なサンドバッグ状態から逃れられる…。

 

 

そんなこんなで、次のメインクエスト「バノック練兵所へ」の受注条件が いずれかのクラス・ジョブ Lv 4~ だったため、グリダニアで受けられるサブクエストを片っ端から受注してレベリングすることにした。

 

 

 

しかし、ここで重大な問題が発生した。

 

 

 

事件の発端は弓術士ギルドの入り口にいるNPCから受注した「異変の胞子」というサブクエである。

 

フォレスト・ファンガーという毒キノコを6体倒すだけの簡単なお仕事だ。

 

敵はレベル3。

死から学んだ戦闘術によってサクッと討伐完了!!

 

さっそく完了報告に向かう。

 

 

 

 

‥‥おやおや?

 

 

 

 

どうしたものか‥‥

 

 

 

 

 

コンプリートボタンが押せない…!?!?!?

 

依頼されたクエストは間違いなく完了しているはずなのに…

 

 

 

思考錯誤してもどうにも上手くいかないので、Google先生を頼ることにする。

 

 

 

ありがたい事に、同じ悩みを抱えたセンパイ冒険者の質問を見つけることができた

 

 

 

 

 

 

その回答を見て、あるうさチャンはFF14の引退を考えた。

 

 

 

それはもう…真剣に悩んだ。。

 

 

 

 

 

 

 

。。。。。

 

 

なるほど。。。

 

 

まさかこんな事があろうとは…

ゲーム音痴とは言えど、リアルでは通信機器の営業をしている私。

機械モノには多少強いと自負していただけにショックが大きかった…

 

 

 

この先、本当に冒険を続けて良いのだろうか?

 

フレンドのいない、フリートライアルの今のうちに引退した方がいいのだろうか?

 

人に迷惑だけは掛けるなって…ばっちゃんも言ってた(誰

 

 

 

ともあれ、非情な現実を突きつけられつつも何とかクエストを完了できた あるうさチャン。

 

心に大きな傷を負ったが、今のところはまだ誰にも迷惑は掛けていないので とりあえずは冒険を続けてみようと思う。











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